2008/12/29 朝鮮日報
非金融上場企業1576社の財政状況を分析
韓国の上場企業のうち、40%が債務不履行(デフォルト)状況にあるという分析が発表された。
LG経済研究院は28日に発表した報告書「韓国企業の債務不履行水準診断」で、「上場企業のうち、40%が債務不履行企業と判定された。この割合は、アジア通貨危機時よりは少ないが、債務不履行企業の割合が急速に増えているのは問題」としている。
報告書では、個別企業の債務不履行状況を予測する際に使う「Zスコア」を利用、12月決算の非金融上場企業1576社の財政状況を分析したところ、39.8%に当たる628社が債務不履行企業と判定された。Zスコアとは米国の経済学者エドワード・アルトマンが開発した指標で、企業の流動性・収益性・安定性・活動性などを総合評価し算出する。この数値が1.81より小さければ債務不履行企業で、1.81-2.67なら判定留保企業、2.67より大きければ健全な企業となる。Zスコアで分析した結果、韓国の債務不履行上場企業の割合は、アジア通貨危機の影響が大きかった1998年末に57.7%と最大に達し、昨年は26.1%まで下がっていた。
LG経済研究院のパク・サンス研究委員は「複数の大企業グループの債務不履行が同時に発生し、一時的なショックを与えたアジア通貨危機時とは違い、今は債務不履行が中小企業を中心に広範囲にわたっている点に注意すべき」と話している。
引用ここまで
上場企業の40%が債務不履行?しかし記事を読んでみると別に不渡り手形を出したわけでもなさそうだし・・・・Zスコア?
Zスコアってこのようなものなんですが・・・・
*Zスコア=①×1.2+②×1.4+③×3.3+④×0.6+⑤×1.0
①運転資本の増加÷総資産
運転資本の増加=(短期有利子負債の増加分を除く流動負債増加額-繰延資産の増加額)-(流動資産増加額-手元流動性増加額)
手元流動性=現預金+流動資産計上の有価証券+自己株式+親会社株式
②内部留保÷総資産
内部留保=利益準備金とその他剰余金
③税引前営業利益÷総資産
税引前営業利益=税引前利益+支払利息割引料+社債利息
④発行済株式数×株価÷有利子負債
⑤売上高÷総資産
スコアが2.99以上なら安全、1.81~2.99なら倒産の可能性を否定はできない。1.81以下ならかなり危険である。
要するにアメリカの経済学者が考えた統計分析による企業評価の手法のひとつですね。信用審査や投資の際に格付けに利用されているようです。
それなりに有効なんでしょうが、アメリカの経済学者が考えだした、というだけで胡散臭いような・・・(笑)。
だいたい韓国の企業にアメリカの基準が通用するわけはないでしょう。97年の通貨危機の頃は企業の負債が自己資本の数十倍という企業も珍しくなかったんだし。
日本だって経済成長の頃は企業の自己資本がアメリカに比べて低いから危険である、と言われていたものですが、当時は銀行融資のほうがコストが安かったんでそれなりに合理的な行動だったんですよ。
日本の大企業がバタバタ倒産したという話も聞かないし(笑)。
そもそもZスコアという奴は製造業にしか適用できないようですしね。
ああ、それで彼らはリーマンを初めとする投資銀行の破綻を予測できなかったのか(笑)。
朝鮮日報もアメリカ渡りの統計手法で危機を煽るのは止めておいたほうがいいですよ。私が言うのもなんだけど、韓国には韓国固有の事情というものがあるんでしょうし。

まあパパが気にしなくてもいいんじゃないの?


by ご隠居
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